投資

【10期連続増配】積水ハウス(1928)銘柄分析

今回の銘柄分析は6月9日に、第1四半期の決算が発表された銘柄、積水ハウス(1928)

なんの会社かは説明せずとも皆さんご存知、『家に帰れば〜積水ハウス』のCMでもお馴染みの企業。

それではさっそく見ていきましょう。

基本情報(2022/6/10終値)

名柄名/名柄コード 積水ハウス/ 1928
株価 2,373円
一株配当/配当利回り 94円 / 3.96%
PER/PBR 10.11(連結)/ 1.05(連結)
市場情報 東証プライム
業種 建設業
時価総額(百万円) 1,625,096(百万円)

積水ハウスってどんな企業?

大和ハウスに次いで、国内第2位の売上を誇る日本の住宅メーカーです。

大和ハウスは非住宅分野に強みがあり、住宅着工件数で見ると積水ハウスが国内首位となっています。

日本だけではなく、米国、豪州、中国に進出して事業を展開。

(引用:積水ハウス第71期 報告書)

  • 請負型ビジネス:付加価値の高い住宅や事業用建物の提供事業
  • ストック型ビジネス:住宅のリフォームや賃貸住宅の管理事業
  • 開発型ビジネス:分譲住宅、マンション、オフィスビル等の開発事業
  • 国際ビジネス:国内で培ってきた経験を生かし、海外の住宅ニーズを開拓。各国の不動産事情に合わせ、SEKISUI HOUSEブランドを広げている。

主に上記のセグメントで収益を上げ、2022年1月期は過去最高の売上高、営業利益を上げている

業績の推移

株価

こちらは10年チャートです。

下値を切り上げながら10年で約3倍に成長。

引用:(Yahoo!ファイナンス)

こちらは1年チャートです。

上げ下げありますが、ほぼ同水準で推移。

引用:(Yahoo!ファイナンス)

売上高・営業利益

売上高、営業利益ともに、2011年以降は順調に成長。

2022年1月期は、売上高、営業利益ともに過去最高を記録。

また2023年1月期も過去最高予想となっており、先日発表された第1四半期決算も、全セグメントで前期比増と順調に推移しています。

引用:(IR BANK)

(引用:2022年度経営計画説明会)

(引用:2022年度 第1四半期決算概要)

営業利益率

営業利益率は近年は8%前後で安定推移。

引用:(IR BANK)

EPS

2011年1月期以降は、順調に推移。今期は過去最高予想

2023年第1四半期も、85.40円(進捗率:約36.5%)と順調に推移。

引用:(IR BANK)

ROE・ROA

ROE・ROAも近年は合格水準で安定的に推移。

引用:(IR BANK)

業種や資産状況によっても変わってきますが、一般的にROEは10%以上、ROAは5%以上あれば優秀とされています。

財務状況の推移

自己資本比率

常に約50%と問題なし。同業他社と比較して優秀な値。

引用:(IR BANK)

利益剰余金

利益剰余金は順調に積み上がり良好な推移。

引用:(IR BANK)

CF(キャッシュフロー)の推移

営業活動によるCF

増減はありますが赤字に転落することなく推移。

(引用:IRバンク)

営業活動によるCFは本業による稼ぎを表します。
プラスになっていれば、本業でしっかりキャッシュを残しているということを表していて、安定的に伸びているのが望ましいです。

現金等

増減はありますが、順調に積み上げています。

引用:(IR BANK)

財務は問題なし。

配当推移

株主還元に関する基本方針

当社は株主価値の最大化を経営における重要課題の一つと認識しており、持続的な事業成長による1株当たり利益の成長を図ることはもとより、各年度における利益又はキャッシュ・フローの状況や将来の事業展開等を総合的に勘案し、成長投資の推進と株主還元の充実を図ってまいります。中期的な平均配当性向を40%以上とするとともに、機動的な自己株式取得を実施することで株主価値向上に努めます。

(引用:積水ハウスHP 株主還元)

一株配当

途中減配はあるが2013年1月期以降は増配を続けています。

2023年1月期は94円と増配予想になっています。

引用:(IR BANK)

配当性向

配当性向は40%前後で推移。

増配を重ねながらもEPSの成長により、配当性向は安定推移で今後の増配にも期待。

引用:(IR BANK)

まとめ

(引用:積水ハウス 中期経営計画)

期間が長すぎるので参考程度ですが、上図が超長期の成長ビジョンとなっています。

2022年度(2023年1月期)が中期経営計画の最終年。概ね計画通りの成長を見せています。(下図)

(引用:積水ハウス 中期経営計画)

  • 国内では大きな成長が見込める分野ではない。
  • 高付加価値住宅の販売により利益増。
  • 海外の売上の主力は、人口増加が見込めるアメリカ。
  • アメリカ西部から、南部へも進出。今後の更なる成長に期待。
  • EPSの成長による株価上昇と増配に期待。

住宅産業は国内で大きな成長が見込める分野ではありません。

しかし建築需要が急激に落ち込むようなことはなく、付加価値のある住宅の販売により、長期的に底堅く推移するのではないかと考えています。

また人口増加が見込めるアメリカに地域を絞り進出しており、国際事業の今後の成長に期待したいところ。

昨年から続く資材高騰など懸念点もありますが、優良な財務と高い株主還元意識のある企業なので、EPS増加に伴う増配に期待し、配当利回り4%を超える水準(2350円以下)では株価、余剰資金と相談しながら購入していこうと考えています。

終わりに

投資は自己責任。

購入判断の参考になれば幸いですが、ご自身のリスク許容度内での投資を心がけましょう。

日本株の投資には、1株単位で買える証券会社がおすすめです。

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最後までお読み頂きありがとうございました。

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30代会社員投資家。20代の頃は会社員をしながらパチスロで1000万以上の利益を手にしたが全て使い切る。30代このままじゃまずいと思い立ち資産形成を始めサイドFIREを目指す。趣味は旅行やキャンプ等のアウトドア。