今回のキャンプギア紹介はGreeshowの『電動式携帯浄水器GS-2801』
携帯浄水器はキャンプギアなのかと疑問に思われるかもしれませんが、キャンプをしている中で浄水器があったらいいなと思う場面が今まで何度もありました。
キャンプ場によっては水道水が飲み水として使用できなかったり、川沿いのキャンプ場に限って水道が遠いなんてことはあるあるではないでしょうか。
駐車場から離れたキャンプサイトや徒歩キャンプで、重たくて嵩張るペットボトルの水を運ぶのは結構大変。
そんなときにあると便利なのがコンパクトで持ち運びやすい高性能な携帯浄水器です。
今回は99.99999%の除去率を誇るGreeshowの『電動式携帯浄水器GS-2801』を徹底レビューしていきます。
今回はメーカーさんに商品提供いただきましたが、良いところ悪いところ忖度なしでレビューしています。
Greeshow『電動浄水器GS-2801』の基本情報
商品名 | 電動式携帯浄水器 GS-2801 |
ブランド | Greeshow |
本体サイズ | 16.5L x 5.3W x 10.7H cm |
重量 | 350g |
バッテリー容量 | 2,800mAh |
連続運転時間 | 180分(1,000L以上の水を濾過) |
ろ過率 | 99.99999%以上 |
外部テスト認証 | 水道法水質基準適合 |
充電ポート | USB Type-C |
保証期間 | 12ヶ月 |
セット内容 | ①電動携帯浄水器 GS-2801本体 ②収納ケース(カラビナ付き) ③外付けフィルター ④内蔵フィルター ⑤突出用チューブ ⑥給水用チューブ ⑦USBケーブル ⑧日本語取り扱い説明書 |
Greeshow『電動浄水器GS-2801』のおすすめポイント
浄水性能の高さ
浄水器を使う目的は安全な飲み水を確保すること。
どんなにきれいに見える川の水でも、細菌やウイルスがいる可能性があるのでそのまま飲むことはできません。
GS-2801は0.01マイクロメートル(μm)以上の微粒子や細菌を99.99999%除去できる高いろ過能力を誇ります。
実際にキャンプで川の水を飲んでみましたが、翌日にお腹を壊すこともなく美味しい飲み水を確保することができました。
私はお腹が弱くすぐに腹痛を起こすので最初は少し心配でしたが、今では安心して使用しています。
水道水のカルキ臭も軽減
私は水道水のカルキ臭が苦手で、自宅でもブリタの浄水器を使用しています。
自宅の水道水でGS-2801を試したところ、カルキ臭さは感じられず飲みやすい水になっていました。
ブリタで作った水と飲み比べてみましたが、違いを感じられずGS-2801の浄水性能の高さを感じました。
キャンプ場の水道も場所によってはカルキ臭さを感じるので2Lのミネラルウォーターを常に常備していましたが、GS-2801と水タンクを使うことでミネラルウォーターが不要になる意外なメリットもありました。
電動式なのでデュオやグループのキャンプでも使いやすいのは嬉しいポイント。
コンパクトなのにパワフルな浄水ポンプ
GS-2801の電動ポンプはコンパクトながら非常にパワフル。
1分間に500ml〜600mlのスピードでろ過できるので、ストレスなく使用することができます。
電動なので誰でも簡単に使える
当たり前ですが水は上から下に流れます。
浄水器によっては位置関係を考えて水を高いところに設置したりしなければなりませんが、GS-2801は電動式なので位置関係を考える必要がありません。
給水タンクを地面に置いて高い位置にあるグラスに水を注ぐなんてこともお手のもの。
使用環境が変化するキャンプや災害時など、設置場所を問わずボタン一つで使える電動の利便性は大きいと感じました。
持ち運びやすいサイズとカラビナ付きの収納ケース
GS-2801は500mlのペットボトルより小さく、重さは350gと軽量で持ち運びやすい大きさです。
また、カラビナ付きのケースが付属しているので、フィルターやホースなどの付属品もまとめて収納することができます。
カラビナ付きなのでバックパックにさっと引っ掛けることができるため、容量を圧迫することもありません。
暗闇でも役立つライト付き(災害時の備えに)
GS-2801はLEDライト付きなので夜間に水が必要になった時も、手元を照らしながら使うことができます。
キャンプであればランタンを持っている方がほとんどなので必要性を感じませんし、夜間に川から直接取水する行為は安全上おすすめできません。
しかし、災害時や停電時などの緊急時にはあったら嬉しい機能だと思います。
Greeshow『電動浄水器GS-2801』の気になる点
人によっては非電動式(ストロー式)がおすすめ
GS-2801は電動式携帯浄水器としてはコンパクトで持ち運びやすい商品ですが、軽量コンパクトさでは非電動のストロー式浄水器に軍配があがります。
ソロキャンプでのみ使用する方や軽量コンパクトが優先な方には、同じくGreeshowから発売されているポータブル浄水器『GS-282』や『GS-288』の方がメリットは大きそうです。
チューブの折れ曲がり
付属の給水用チューブは長さ約1m、突出用チューブは長さ約50㎝あり少し離れたところから使用できるメリットがあります。
反面チューブが長いことにより折れ曲がりやすく、水が詰まって流れないことがありました。
ホースの長さは使用する環境に合わせてカットするか、折れ曲がらない位置に本体を置く必要がありそうです。
作動音が少し大きい
電動で簡単に浄水できる反面、浄水時には多少の作動音がします。
日中に気になるほどの大きさではありませんが、キャンプ場のクワイエットタイム時間を過ぎたあとは使用を控えた方が良さそうです。
バッテリーが切れたら使えない
電動式なのでバッテリー切れの場合、使用できなくなるリスクがあります。
満充電で180分、1,000L以上の水が浄水できるスペックはありますが、使用後は忘れずに満充電にしておきましょう。
浄水器に限らずキャンプではスマホやランタンなどの充電切れに備えて、モバイルバッテリーを準備しておくと安心です。
フィルターのお手入れに少し手間がかかる
フィルターのお手入れが少し手間だと感じたのでフィルターのメンテナンス方法を紹介します。
①GS-2801で作った浄水を別容器に入れる。
②外付けフィルターの洗浄
フィルターを取水口から吐出口に付け替える。
GS-2801で作った浄水を水源にして製品を作動させてフィルターにきれいな水を通すことで洗浄する。
③内蔵フィルターの洗浄
本体から内蔵フィルターを取り出す。
①で作った浄水の中にフィルター部分をつけて振ることで洗浄する。
④フィルターを乾燥させる
洗浄したフィルターを直射日光に1~2日間当てることで完全に乾燥させる。
⑤フィルターを冷蔵庫内で保管する
フィルターをジップロック等のビニール袋に入れて冷蔵庫内で保管します。
①〜⑤の工程でフィルターのお手入れは完了です。
難しい項目は何一つありませんが、フィルターが完全に乾燥するまでに時間がかかるため1日で片付けが終了しない点に少し手間を感じました。
衛生上手間がかかるのは当然かもしれませんが、キャンプ場でお手入れまで全て終わらせられたらなお良かったと思います。
Greeshow『電動浄水器GS-2801』まとめ!
今回はGreeshowの『電動式携帯浄水器GS-2801』を紹介させていただきました。
様々な水源から飲料水を確保できる浄水性の高さが魅力。
コンパクトさではストロー式浄水器に敵いませんが、軽量コンパクトにこだわらなければソロからグループキャンプまで使い勝手の良い商品です。
キャンプでの飲料水の確保やカルキ臭の除去に、お手軽に使える電動式の高性能浄水器。
気になった方はぜひ一度使ってみてください。
軽量コンパクトさを重視するソロキャンパーにはGreeshowの『GS-282』や『GS-288』がおすすめです。
電動式、ストロー式問わずに防災への備えとして各家庭に一つ用意しておくと、いざという時にも安心ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。