今回のキャンプギア紹介は、UNIFLAMEの『ファイアグリルsolo』
焚き火台の定番商品として親しまれているUNIFLAMEファイアグリルが、形状はそのままでコンパクトになったソロ用の焚き火台です。
実はこの商品、2022年に一度は廃盤になることが発表されました。
しかし、製品型番や製品仕様はそのままに2023年に復活。
この記事ではファイアグリルsoloの魅力や気になる点を徹底レビューしていきます。
ファイアグリルsoloの基本情報
1998年の発売から大人気の焚き火台が、UNIFLAMEの『ファイアグリル』
ファイアグリルsoloはファイアグリルが、そのままコンパクトになった形状の焚き火台です。
ソロ用の焚き火台としてだけでなくBBQグリルとしても使いやすいのが特徴。
商品名 | ファイアグリルsolo |
品番 | No.683095 |
使用時サイズ | 約29.5×29.5×18(網高)cm |
収納時サイズ | 約21×21×5(高さ)cm |
重量 | 約900g |
材質 | 炉・焼網・ロストル:ステンレス鋼 スタンド:鉄・クロームメッキ 収納ケース:ポリエステル |
セット内容 | 本体、収納ケース |
分散耐荷重 | 約5kg |
本体価格(定価) | 5,500円(税込) |
発売日 | 2023年2月18日(土)発売 |
発売日が2023年となっていますが、廃盤以前のモデルから仕様変更はありません。
廃盤の理由としては採算が取れていなかったとか、新製品の導入を狙っていたなどが考えられますが明確な理由は発表されていません。
ここからは廃盤にするには惜しい、ファイアグリルsoloのおすすめポイントを紹介します
ファイアグリルsoloのおすすめポイント
焚き火台にもBBQグリルにもなる(一台二役)
ファイアグリルsoloは焚き火台として使えるのはもちろん、付属の網を乗せればBBQグリルとしても使用できます。
ソロやデュオキャンプ用のコンパクトなBBQグリルとして使い勝手抜群のサイズです。
炭火調理がしやすい
ファイアグリルsoloは網の高さが絶妙で、炭火調理がとてもしやすい焚き火台。
通常は上の写真のようにツメの上に焼き網をおきますが、火が弱くなってきたら下の写真のように網の位置を下ろして火加減の調整も可能。
ソロ用の焚き火台としてだけでなく、ソロやデュオキャンプにコンパクトで使い勝手の良いBBQグリルとしてもおすすめです。
着火が簡単なロゴスのラウンドストーブもちょうどいいサイズ感です。
コンパクトでも安定感は抜群
ファイアグリルsoloはコンパクトでありながら、安定感が高い焚き火台。
焼き網を4箇所のツメ金具で支える構造で、ズレることなく安心して使用できます。
また4本のしっかりとした足で炉を支える構造で、耐荷重は約5kg。
コールマンのスキレット(約4.4kg)を乗せてもしっかりと安定してくれます。
卓上グリルとしても使いやすい
ファイアグリルsoloはコンパクトでありながら、炉まである程度の高さがあります。
設置面まで距離があるので、テーブル上でも使いやすいです。
木製のテーブル上で使用しても焦げることはありませんでしたが、念のため普段は同じくユニフレームのフィールドラック+ステンレス天板の上で使用しています。
イワタニのジュニアコンパクトバーナーと並べても十分に余裕のあるサイズです。
イワタニジュニアコンパクトバーナーを徹底レビュー!合わせて使えるおすすめ商品も!
付属の焼き網が丈夫
ファイアグリルsoloに付属の焼き網は、ステンレス鋼でしっかりと丈夫に造られています。
付属の焼き網はすぐに使い物にならなくなってしまう商品もある中で、さすがはユニフレーム。
通常使用ではすぐに交換が必要になることはありませんが、交換用の網が販売されているのも嬉しいポイントです。
組み立てや片付けが簡単
ファイアグリルsoloはスタンドを広げて、炉や網を乗せるだけのシンプルな構造の焚き火台。
組み立てがとても簡単で約1分もあれば、あっという間に焚き火を楽しむことができます。
どんなに素晴らしい焚き火台でも組み立てや片付けが大変だと、だんだん使うのが億劫になってしまうもの。
簡単に組み立てができるのは長期間使う上で大きなメリットです。
ファイアグリルsoloの組み立て方
簡単に組み立てられるファイアグリルsoloの内容物がこちら。
収納時はこんな形でコンパクトに収まっています。
組み立て手順①スタンドを広げる
向きに注意してスタンドを広げます。
下の写真のようになる場合は、広げる向きが反対です。
組み立て手順②炉・ロストル・焼網をセットする
広げたスタンドに、炉・ロストル・焼網の順にセットします。
以上で組み立ては終了。
ユニフレーム公式の『ファイアグリルsoloの組み立て方』でも詳しく解説されていますが、読まずとも感覚で組み立てられる位の簡単さです。
ファイアグリルsoloの注意点
市販の薪は長さの調整が必要
ファイアグリルsoloはソロ用のコンパクトな焚き火台。
市販サイズの薪だと炉からはみ出してしまうので、カットして使う必要があります。
ナイフやノコギリを使って長さを調整するのもキャンプの楽しみの一つですが、焚き火台として使う場合は薪割りが面倒な人には不向きです。
ソロ用の焚き火台で市販の薪をカットせずに使いたい方には、Tokyo Camp焚き火台がおすすめです。
【軽量コンパクトでコスパ最強】Tokyo Camp焚き火台を徹底レビュー
網をどかさないと薪の投入ができない
ファイアグリルsoloの網の位置は、炭火調理にちょうどいい高さになっています。
しかし網を置いてしまうと、隙間からは薪を投入するのが難しいです。
薪を投入する場合は網を持ち上げる一手間があるので、火もちのいい炭火がおすすめ。
網を上げる場合はハンドルがあると便利です。
付属の収納袋が薄い
ファイアグリルsoloにはUNIFLAMEのロゴ入り収納袋が付属していますが、ポリエステルのペラペラな生地です。
ファイアグリルには付いていないケースが付いているのは嬉しいポイントですが、もう少し丈夫なケースなら良かったと思います。
ファイアグリルsoloまとめ!
今回はファイアグリルsoloを紹介させていただきました。
私個人の考えとしては炭火調理のしやすい焚き火台ではなく、焚き火のしやすいグリルだと思って使用しています。
グループキャンプやデュオキャンプではBBQグリルとして、ソロキャンプでは焚き火台として。
様々なシチュエーションに合わせて使い勝手の良いコンパクトな焚き火台。
気になった方はぜひ使ってみてください。
ソロキャンプの焚き火台をお探しの方にはTokyo Camp焚き火台もおすすめです。
焚き火台の大きさや重量を気にする必要のないオートキャンプには、スノーピークの焚き火台がおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。