今回はスノーピークの万能カトラリー『スクー』のご紹介。
スクーはフォークとスプーンを合わせたような見た目のとおり、1本で2つの役割を担います。
スノーピークの万能カトラリーといえば、『チタン先割れスプーン』が有名でこちらも使いやすいカトラリーです。
ただどちらか1つを選ぶとしたら、私はスクーを選びます。
この記事では実際に使って感じた、スクーの魅力をレビューしていきます。
使いやすく買って後悔のない商品ですが、なかにはおすすめ出来ない人もいるので合わせて紹介していきます。
スノーピーク『スクー』の魅力
絶妙な形状ですくいやすい
スプーンの先端にフォークを合わせたような形状のスクー。
すくいやすいフォークといった感じでしょうか。
スプーンのカーブに合わせたフォーク部分の絶妙な『カーブ』と『長さ』が使い勝手の良さを演出しています。
また、分厚すぎないほどよい厚さで使用感もなめらか。
メインはフォークなのでパスタやラーメンなどの麺類はお手の物です。
フォークとしての使用はもちろん、スクーと言う名前のとおり食材全体をすくうのも得意分野。
ご飯ものは通常のフォークよりも、大幅に食べやすくなっています。
(引用:スノーピーク)
スプーンとしてチャーハンやカレーを食べながら、持ちかえることなくフォークとしてお肉や野菜を食べられるのがとても便利です。
軽くて丈夫なチタン製
スクーの材質はチタン製で、重さは16gと非常に軽量。
腐食に強く、色合いもきれいです。
金属臭やニオイうつりもなく、安心して口に入れることができます。
キャンプで使うカトラリーに欲しい要素を全て兼ね備えたのが、チタン製品です。
炊飯時の水の量を計ることが出来る
炊飯時に水の量を計る方法としては、指を使う方法が有名です。
しかし指の長さは人によって違うので、当然ですがあまり正確ではありません。
スクーは持ち手に計量用のメモリがついています。
(引用:スノーピーク)
このメモリで炊飯時の水の量を正確に計ることが出来ます。
下のメモリのRがライス(お米)。
上のメモリのWがウォーター(お水)。
お米にスクーを立てて対応するWの位置まで水を入れることで、おおよそちょうどいい量になります。
(引用:スノーピーク)
炊飯器の目盛りみたいなものなので、簡単に使うことが出来ます。
シェラカップなどでも計量できますが、洗い物を増やしたくないときや、荷物を減らしたいときにあると便利な機能です。
スノーピーク『スクー』の使いづらい点
とろみの無いスープには使いづらい
カレーやシチューは得意ですが、オニオンスープのようなとろみのないスープでは少ししかすくうことが出来ません。
飲めなくもないですがすくえる量が少なく、スープを飲んだという感じはありません。
お椀に口をつけて飲む人は、まったく気にならないでしょう。
チタン先割れスプーンであれば、多少の飲みごたえがあります。
どうしてもこの用途で使いたい方には、スクーはおすすめできません。
スクー<チタン先割れスプーン<スプーンの順にすくえる量が増えます。
チタン先割れスプーンか、ワッパー武器2フォーク、スプーンセットがおすすめです。
ステンレス製品に比べて洗いづらい
チタン製品はステンレス製品に比べて、洗い物のときのスポンジの滑りが少しだけ悪く引っかかりを感じます。
他にもチタン製品を使っている方はご存知かと思いますが、初めての方はほんの少しだけ気になるかもしれません。
スノーピーク『スクー』まとめ!
(引用:スノーピーク)
スクーはフォークとスプーンの役割を1本で担う、とても便利なカトラリー。
軽くて丈夫なのでキャンプにぴったりのチタン製品。
1つ2役の商品はどっちつかずで使いづらいものも多い印象ですが、そんな偏見はスクーには当てはまりません。
麺類やご飯もの、お肉など1本で食べられるのは非常に楽です。
とろみのないスープをどうしてもすくって飲みたい、という方以外は全キャンパーにおすすめできる商品です。
箸やチタン先割れスプーンもキャンプには持っていきますが、気がつけばスクーしか使っていなかったなんて日も。
新しいカトラリーをお探しの方、荷物や洗い物を減らしたい方はぜひ一度使ってみてください。
購入して後悔のない逸品ですし、プレゼントとしても喜ばれること間違いなしです。
その他のスノーピーク製品のレビュー記事も書いています。
こちらもよろしければご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。