キャンプが楽しい季節『夏』がもうすぐやってきます。
夏キャンプは海水浴や川遊び、夜には花火が楽しめて、いつも以上にビールやお酒が美味しい季節。
開放感があり楽しい夏ですが、日中は汗だくになり夜は暑くて寝苦しくキャンプをする上で最も過酷な季節でもあります。
春や秋の方が涼しく快適に過ごせますが、やっぱり夏もキャンプを楽しみたいですよね。
今回は灼熱の夏キャンプを快適に過ごすための暑さ対策とおすすめアイテム10選を紹介します。
しっかり対策をすることで、楽しい夏の思い出を作りましょう。
夏に多くなる虫への対策は【夏キャンプの虫除け対策は総合力で勝負】虫除けおすすめアイテム7選で紹介しています。
夏でも涼しいキャンプ場を選ぶ
夏キャンプの暑さ対策として最も簡単にできて効果が高いのが、比較的涼しいキャンプ場を選ぶこと。
どのように涼しいキャンプ場を選べばいいのか。
夏キャンプを快適に過ごす上でもっとも重要な、キャンプ場選びのポイントを紹介します。
夏キャンプにおすすめのキャンプ場① 標高の高いキャンプ場
キャンプ場の気温に大きく影響するのが標高です。
一般的に標高が100m上がると気温が0.5℃〜1℃下がると言われていて、標高1,000mでは平地よりも10℃以上涼しく過ごせることもあります。
標高の高いキャンプ場に行くだけで、日中の涼しさや快適さが大きく変わります。
注意点としては寒暖差が大きく朝晩は想像以上に冷え込むこと。
朝晩の冷え込みはキャンプの醍醐味ともいえる焚き火を、夏でも快適に楽しむことができるメリットにもなりますよ。
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夏キャンプにおすすめのキャンプ場② 林間サイトのキャンプ場
木に囲まれた林間サイトも夏キャンプにおすすめ。
林間サイトは直射日光を木が遮ってくれるので、夏キャンプでもタープいらずで比較的涼しく過ごすことができます。
キャンプ場によってはハンモックが設置できるところもあるので、木陰で風に吹かれながらハンモックでゆっくりするのもいいですね。
林間サイトは虫取りが楽しめるメリットもありますが、蚊やアブなど嫌な虫も多いので虫除け対策は忘れずに。
【夏キャンプの虫除け対策は総合力で勝負】虫除けおすすめアイテム7選
夏キャンプにおすすめのキャンプ場③ 渓流近くのキャンプ場
渓流近くのキャンプ場も夏キャンプにおすすめ。
川の流れる音を聞いているだけでも涼しさを感じられます。
暑い日には冷たい水に足をつけて涼しんだり、場所によっては泳ぐことも可能。
標高が高く緑の中にあることも多く、日差しの強い海辺のキャンプ場よりも涼しく快適に過ごすことができます。
釣りや魚とりを楽しみ、塩焼きで食べるのも渓流キャンプの醍醐味。
渓流のキャンプ場は夏の思い出作りにも最適なキャンプ場ですが、川の流れや急な増水には注意が必要です。
夏でも快適なキャンプサイトを作る おすすめアイテム
涼しいキャンプ場に行ければいいですが、夏はキャンプのハイシーズン。
避暑地のキャンプ場は予約が埋まっていることもありますし、近場にしか行けない方もいるでしょう。
そんな方はご自身で涼しく快適な環境を整える必要があります。
ここでは夏キャンプの暑さ対策におすすめのアイテムをご紹介。
おすすめアイテム① 日差しを遮るタープ
夏の直射日光に長時間当たっていると日焼けや脱水症状、熱中症などの危険があります。
日差しを遮るタープは快適な夏キャンプの必需品で、日中でもタープを張るだけで格段に涼しくなりますよ。
遮光性の高さはタープの材質により変化
一般的にタープで使われている材質では、ポリエステル<ポリコットン(TC)<コットンの順で遮光性が高くなります。
ポリエステル製は軽くて持ち運びがしやすいが火の粉に弱い。
コットン製は火の粉に強いが重いなどそれぞれメリット・デメリットがあります。
キャンプスタイルによっても変わりますが、バランスの良いポリコットン(TC)のタープがおすすめ。
上の写真のような濃い日陰を作ることができますよ。
おすすめアイテム② 風通しの良いメッシュ素材のテント
使うテントによってテント内の暑さは大きく変わります。
夏キャンプの快適さを高めるポイントは風通しを良くすること。
インナーがメッシュ素材のテントは風の通り道が作れて、テント内にこもる熱を軽減することができます。
最低でも上の写真のように、対角線でメッシュになるテントがおすすめ。
下の写真のように上部などその他の部分もメッシュになれば◎
メッシュ素材なので虫の侵入を防ぐこともできますよ。
優れた遮光性を持つダークルームテクノロジーと、通常メッシュの1.5倍の通気性を持つワイドエアメッシュを採用した夏キャンプに特化したテント。
冬はキャンプに行かないという方におすすめです。
おすすめアイテム③ 持ち運びやすい小型扇風機
どんなに暑さ対策をしても、風がない日はとても暑いです。
そんな時におすすめなのがCLAYMORE FAN V600+のような、小型の扇風機。
キャンプサイトでも風があるだけで単純に涼しいですし、テント内の空気を循環させることで夏の夜の寝苦しさを快適にしてくれます。
扇風機ひとつで快適なんて大袈裟だと思っていましたが、夏のオートキャンプでは手放せないギアの一つになりました。
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おすすめアイテム④ コット
使用するテントや移動環境にもよりますが、夏キャンプを快適に過ごすにはマットよりもコットがおすすめ。
コットなら地面から離れた位置で横になれるので、地熱の影響を受けづらいのが特徴。
コットの下を風が流れるので、涼しく過ごすことができます。
おすすめアイテム⑤ クーラーボックスと保冷剤
夏は気温が高く食材が悪くなりやすい季節。
食材を腐らせないためにも、冷たい飲み物や氷を確保するためにも性能の高いクーラーボックスや保冷剤がとても重要です。
合わせて地面への直置きを避けたり、開け閉めの回数を減らすなど使い方にも注意が必要です。
氷や飲み物と食材は別のクーラーボックスを使う。
翌日に使うものは別のクーラボックスに入れるなど、クーラーボックスを2個使うのも保冷力をキープするのにおすすめです。
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おすすめアイテム⑥ 保冷力の高いタンブラー
クーラーボックスで冷たい飲み物や氷を用意しても、保冷力の低いコップではすぐに温くなってしまい台無しです。
保冷力の高いタンブラーを使用することで、冷たさと美味しさを長時間キープすることができます。
氷の使用量も抑えられるのでクーラーボックスの開け閉めの回数が減り、保冷時間の持続にも効果的。
持っていく氷の量を減らせるので、クーラーボックスの圧迫も防げますよ。
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おすすめアイテム⑦ 冷たさをキープする缶クーラー
缶のまま飲む派の人には、缶クーラーがおすすめです。
おすすめアイテム⑧ 体温を下げてくれる食べ物
夏のキャンプ飯の食材選びのポイントは、体温を下げることと夏バテ防止。
トマトや茄子、きゅうりなど水分やカリウムを多く含む食べ物は、体温を下げる効果があると言われています。
豚肉に多く含まれるビタミンB1は夏バテ防止に効果的。
おすすめアイテム⑨ 日焼け対策グッズ
日差しの強い夏キャンプでは紫外線から皮膚を守るために、日焼け対策グッズが必須です。
肌がヒリヒリして寝られずに後悔することのないように、しっかりと対策しましょう。
日焼け止め
ツバの広い帽子
アームカバー
UVカットスプレー
キャンプで使用する布製品の色の変色や、材質の劣化を防止。
汚れ防止や撥水効果も。
おすすめアイテム⑩ あると嬉しい冷感グッズ
汗拭きシートや冷感スプレーなど、あると嬉しいのが冷感グッズ。
好みに合わせて使用して、快適に過ごしましょう。
【まとめ】暑さ対策をして夏キャンプを楽しもう
今回は灼熱の夏キャンプを快適に過ごすための暑さ対策とおすすめアイテム10選を紹介させていただきました。
夏はキャンプが楽しい季節ですが、対策をしないと過酷なキャンプになってしまいます。
しっかりと対策をして楽しい夏の思い出を作りましょう。
熱中症にはくれぐれもお気をつけて。
1泊2日のキャンプには保冷力が高く、持ち運びやすいソフトクーラーがおすすめです。
夏に多くなる虫への対策は【夏キャンプの虫除け対策は総合力で勝負】虫除けおすすめアイテム7選で紹介しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。