今回のキャンプ場紹介は、千葉県長柄町にある『勝古沢キャンプ場』
今では珍しい直火OKのキャンプ場で、自分で薪を作ることも出来ます。
都心から車で約1時間とアクセスも良好。
公式サイトもないキャンプ場でしたが、まさに穴場と言えるリピート確定のキャンプ場でした。
この記事を読むことで勝古沢キャンプ場の
- 利用料金などの基本情報
- 場内の施設や大まかな配置
- 魅力や注意点
を知ることができます。
勝古沢(かっこざわ)キャンプ場
勝古沢キャンプ場の基本情報
住所 | 千葉県長生郡長柄町山之郷21-2 |
営業期間 | 通年営業(火曜日は定休日) |
チェックイン | 13:00 |
アーリーチェックイン | 10:00(1名につき+500円) |
チェックアウト | 11:00 |
レイトチェックアウト | 17:00(火曜日、繁忙期は不可) |
場内受付営業時間 | 9:00〜19:00 |
電話番号 | 0475-35-3629 090-2413-8883 |
予約方法 | 電話 |
予約受付時間 | 9:00〜17:00(時間厳守) |
利用料金 | 大人1人:1,000円 子供1人:500円 テント一張:ソロ2,000円 ファミリー(2~3人)3,000円 ファミリー(4~5人)4,000円 ファミリー(6人以上)5,000円 バンガロー小:7,000円 バンガロー大(15名)15,000円 タープ:1,500円 ハンモック:2,000円 |
キャンプ芸人のレジェンド、ヒロシさんもロケで訪れたキャンプ場です。
勝古沢キャンプ場の立地やアクセス
車でのアクセス
- 【アクアラインから圏央道を利用の場合】
木更津東ICから茂原長南IC下車約10分 - 【東関東自動車道、京葉道路を利用の場合】
蘇我IC下車約20分
現地近くまで行くと道が二手に分かれます。
上の写真の看板を右に進みます。
緑の間を500mほど走ると右側にキャンプ場があります。
電車でのアクセス
JR茂原駅 小湊鐵道バス/茂原駅南口停留所「ロングウッドステーション」行き「六地蔵局前」下車。バス停から800m(徒歩で約10分)
ご利用の流れ
写真右側の建物が勝古沢キャンプ場の受付です。
空いているところに車を止めて、受付をしましょう。
分からないことは確認したら優しく教えてくれるので、安心して利用できます。
場内は全面区画なしのフリーサイトで受付前エリアとメインキャンプ場に分かれています。
まずは受付前エリアから紹介していきます。
勝古沢キャンプ場(受付前エリア)
勝古沢キャンプ場(受付前エリア)オートサイト
勝古沢キャンプ場でオートサイトがあるのは、受付前エリアだけです。
パイロンの左側(受付前)は駐車場。
パイロンの右側が車も乗り入れ可能なオートサイトになっています。
薪割り場、灰捨て場、炊事場、トイレ全てが近い利便性の高いサイトです。
写真を撮っている位置の反対側もオートサイトになっています。
オートサイトの中間あたりに炊事場があります。
勝古沢キャンプ場(受付前エリア)フリーサイト上段
管理棟とオートサイトの間の道を抜けていくと、広めのフリーサイトがあります。
右側の砂利の部分が駐車場。
パイロンの奥は車の侵入禁止になっています。
フリーサイトの奥にも炊事場があります。
勝古沢キャンプ場(受付前エリア)フリーサイト下段
上段サイトの左側に小道があります。
車は侵入禁止です。
小道を下って行くと、いくつか設営出来そうな場所がありました。
下の写真が小道の終わり。
受付前のエリアでトイレや炊事場まで1番遠いサイトですが、のんびり過ごすにはもってこいのサイトです。
勝古沢キャンプ場(受付前エリア)トイレ
トイレは車道をはさんで、受付の反対側にあります。
受付側トイレは洋式と和式が1個づつで、きれいに清掃された水洗トイレになってます。
このあと紹介するメインサイト側のトイレは汲み取り式の和式しかありません。
またどちらのサイトもトイレは男女兼用になっています。
勝古沢キャンプ場(受付前エリア)薪割り場
勝古沢キャンプ場は薪が自由に作れるキャンプ場。
薪割り場に置かれている丸太は、自由に加工することが出来ます。
自分で作れば薪は無料です。
薪割り場には斧やチェーンソーまで置かれています。
斧と運搬用の一輪車は自由に使えますが、チェーンソーを借りたいときは受付で声をかけましょう。
勝古沢キャンプ場(受付前エリア)炭・灰捨て場
薪割り場の向かいに、炭や灰の捨て場があります。
焚き火後の炭や灰はサイトに残さないように、しっかり捨てて帰りましょう。
勝古沢キャンプ場(受付前エリア)まとめ!
受付前エリアは、利便性の高いエリア。
- オートキャンプを楽しみたい
- 和式トイレは苦手
当てはまる方は受付前エリアがおすすめです。
- さらに豊かな自然の中でキャンプがしたい
- 車から離れても荷物の持ち運びが可能
- ハンモック泊をしたい
- 和式トイレ(汲み取り式)も問題なし
そんな方はこのあと紹介する、メインキャンプ場がおすすめです。
勝古沢キャンプ場(メインキャンプ場)の設備
勝古沢キャンプ場(メインキャンプ場)駐車場
受付前エリアからさらに先に進むと、メインキャンプ場の駐車場が2箇所あります。
道なりに進み手前側の駐車場です。
道なりに進み奥側の駐車場。
ほとんどのサイトは奥側の駐車場の方が近いです。
勝古沢キャンプ場(メインキャンプ場)炊事場
駐車場の脇の道を登っていくと炊事場があります。
炊事場には受付前エリアにはなかった、自動販売機も設置されています。
焚き火の燃えかすは灰捨て用のペール缶に捨てましょう。
捨てやすいように火バサミ、シャベル、運搬用に一輪車まで置かれているところに気配りを感じます。
勝古沢キャンプ場(メインキャンプ場)トイレ
トイレは炊事場のそばに3つ設置されていますが、すべて汲み取り式の和式タイプ。
きれいに清掃はされていますが、特有の臭いがあります。
勝古沢キャンプ場(メインキャンプ場)薪割り場
受付前エリアと同じように丸太と斧が置かれていて、自由に薪を作ることができます。
斧で加工できるサイズが置かれていますが、チェーンソーを使いたいときは受付へ。
勝古沢キャンプ場(メインキャンプ場)のサイト紹介
メインキャンプ場は道路より右側(受付側)はどこでも使っていいそうです。
メインキャンプ場というだけあり、設営できそうな場所は受付前エリアよりたくさんあります。
その中でも個人的に良いと思うサイトを、何箇所かご紹介。
勝古沢キャンプ場(メインキャンプ場)フリーサイト①
手前側の駐車場から木の間を登った高台の位置にあります。
勝古沢キャンプ場(メインキャンプ場)フリーサイト②
炊事場から白い建物が見えます。
白い建物の横を抜けていき右側のサイト。
段々になっていて大小いくつかのサイトがあります。
勝古沢キャンプ場(メインキャンプ場)フリーサイト③
白い建物の横をまっすぐ進んでいったところ。
個人的にはこのサイトと、次に紹介するフリーサイトその④が1番のおすすめです。
木の間でハンモックも設置できそうです。
勝古沢キャンプ場(メインキャンプ場)フリーサイト④
フリーサイト③の下段のサイト。
フリーサイト③とフリーサイト④は木の間から市津湖が見えます。
高台から湖面を眺めてのキャンプもいいですね。
勝古沢キャンプ場はヒロシのぼっちキャンプのロケ地にもなっていて、ヒロシさんはこのサイトを利用していました。
勝古沢キャンプ場(メインキャンプ場)フリーサイト⑤
炊事場とトイレの間を抜けた奥のサイト。
向かう途中にもサイトがあります。
勝古沢キャンプ場(メインキャンプ場)まとめ!
- 雰囲気のいいサイトがたくさんある
- ハンモックも設置できるサイトがある
- 市津湖を眺めてキャンプができる
などの利点がある反面、不便を感じる部分もあります。
- トイレは汲み取り式の和式のみ
- 駐車場からサイトまで距離がある
- 炊事場は1箇所
不便さを受け入れ、自然を感じるならメインキャンプ場がおすすめです。
勝古沢キャンプ場の注意点(誤情報に注意)
ネット上に誤った情報が流れています。
特に注意すべき点はこちら。
- 直火はOKですが、水をかけての消火、穴を掘っての埋没は禁止
- 炭、灰、薪はそのままにせず、必ず灰捨場に片付ける
キャンプ場から注意事項の紙をいただきましたので、正しいルールを守って利用しましょう。
勝古沢キャンプ場 その他の魅力
勝古沢キャンプ場の受付前にはかわいい猫ちゃんがたくさん
近づくと逃げるどころかよって来てくれます。
人懐っこい猫ちゃんとふれあうのも楽しいキャンプ場です。
勝古沢キャンプ場の周辺施設
勝古沢キャンプ場の近くにスーパーはありません。
ICの近くで買い出しをするか、自宅付近で食材を調達してから行くことをおすすめします。
勝古沢キャンプ場近くの道の駅 ながら
キャンプ場から1番近い施設で地元産の野菜が並ぶ道の駅。
野菜以外の品揃えは良いとは言えません。
買い忘れがあったときに立ち寄れる施設として、覚えておいて損はないでしょう。
草刈 房の駅
蘇我IC方面からキャンプ場に向かう道中にある道の駅。
千葉県産のお酒を買いたい方におすすめの施設。
落花生コーナーがびっくりするくらい充実しています。
ソーセージは置いていますが、お肉は置いていません。
蘇我IC方面から立ち寄りやすいスーパー
ベイシア ちば古市場店
100円ショップのSeriaも併設しています。
9時から営業しているの、アーリーチェックインの10時にも何とか間に合いそうです。
茂原長南IC方面から立ち寄りやすいスーパー
スーパーガッツ茂原店
(引用:スーパーガッツ茂原店)
道中にスーパーがないので、少し遠回りして向かう形になります。
こちらも朝9時から営業。
帰り道には市原温泉『湯楽の里』
キャンプの帰り道といえば温泉。
温泉だけでなく、岩盤浴や、マッサージ店も併設されています。
(引用:市原温泉 湯楽の里)
勝古沢キャンプ場まとめ!
今回は『勝古沢キャンプ場』を紹介させていただきました。
受付前エリア、メインキャンプ場どちらも一長一短あるのでお好きなサイトを選びましょう。
私は通常チェックインで入りましたが、メインキャンプ場側の良さげなサイトにはすでに先客がいました。
お目当てのサイトがある方は、アーリーチェックインがおすすめです。
- 直火が楽しみたい
- 自分で薪を作りたい
- ハンモック泊がしたい
- 人懐っこい猫ちゃんに癒されたい
そんな方はぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
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